金メダルの裏にあるもの
体操の世界選手権男子団体で、日本は見事金メダルを獲得しました。
世界選手権での団体総合優勝は37年ぶりという快挙です。
それが現実になり本当に感動しました。
さて、そんな男子体操チームを見てとても気になることがありました。
それは男子体操チームの中に同世代の親友、ライバルがいる選手がとても多いことです。
例えば
内村選手には今回補欠で緊急招集された山室選手
田中選手は兄にオリンピック選手の和仁選手
加藤選手には今回代表には選ばれませんでしたが野々村選手
白井選手には、一緒に戦った萱選手
もちろん上にあげた選手だけではありません。
どの時代にもライバル選手というのはいますが、ここまで各世代に
同年代のライバルがいるというのは、個人的には過去に覚えがありません。
同年代のライバルという横の関係。そしてそのライバル関係が各世代にあるので
それを見る縦の関係。この関係の力が相乗効果を生み、それが本人たちの
努力とあわさって金メダルが生まれた。そう言えるのではないかと思います。
まったく見えることない関係性という価値。
今回の体操という競技だけにおさまらず、これからの時代にはとても
大切なキーワードになっていくのではないでしょうか。