西郷隆盛と幕末三舟の書展に行ってきた!
先日、加島美術館で開催されていた「西郷隆盛と幕末三舟の書展」に行ってきました。
幕末の超有名人の書ということで、予定をかなり詰めてでも行く価値があると思い行ってきました。
個人的には山岡鉄舟が好きなので彼の書を観れるのが特に楽しみでした。
まず加島美術館に踏み入れた時に感じたこと。
それはにおいでした。
墨のにおいなのか、書のにおいなのかわかりませんが
心地の良いにおいが微かに空間にあり、その中で書が展示されていました。
1階と2階にそれぞれの書が展示されており
平日にも関わらず結構人がいるなという印象でした。
ただ・・
正直、当日も猛暑と寝不足から最初一周観終わった時には
疲労の方が勝る状態でした。
さすがにきつくて座るスペースがあったのでそこで一休み。
4名の書に囲まれた空間にいながら
「幕末という激動の変化の時代に、この4名はどんな在り方、思いで書を書いたのか?」
「彼らは書をどうとらえていたのか?」
そんな疑問が湧き出てきました。
そして時空間をタイムスリップして、彼らが書を書く姿をイメージしたりしました。
さらに
当時と今では時代がまったく違うけど、あの時代に学べるものは何か?
そんな疑問を持ちながらあらためて彼らの書と対峙したとき
やはり本質世界と現実世界、違う表現をすれば東洋の神髄である
悟りの世界を持ちながら現実も生きること。
それをやっていきたい。そう感じました。
第2の高度成長は悟りを得ながら現実も創っていく道。
そんなイメージが浮かんだ書展でした。
最後までお読みいただきありがとうございます!